MSXCHR



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© 1994, 2003 Maeda Mameo

MSX...
古いパソコンやファミコンをはじめとする家庭用のゲーム機、それにゲームセンターのゲーム機などを 一つの文化として再認識する動きが近ごろ活発化している。 かつての少年たちがのめり込んだパソコンやゲーム機を、ただのおもちゃとして捉えるのではなく、 その進化の過程で生み出された数々の革命的なハードウェアやソフトウェアを調査し、 その功績を追うことで新たな発見も見出すことができる。 近年の売り上げに伸び悩むゲーム業界全体の閉塞した状況を打破するアイデアだって見つけることができるかもしれない。 そもそもコンピュータは使っているうちにいずれは壊れてしまい、動かなくなってしまうものだ。 しかも古いコンピュータはメーカーのサポートも終了して修理すらできなくなってしまう。 そこで、そんなコンピュータ文化の遺産を守るがごとく登場したのがエミューレータというソフトウェアである。 現在のWindows等のコンピュータの画面の中に、古いコンピュータの画面を再現する技術である。 エミュレータがあれば、どんな古いマシンのソフトウェアだって体験することができる。 これは素晴らしいことだ。 「エミュレータで古いソフトを動かせたって、それが一体何の役に立つの? 古いゲームなんてつまんないでしょ?」 ……という意見もあるだろう。 しかし、古いソフトウェアを体験することで、 それが開発された時代背景や、ユーザーの個人的体験を振り返りつつ、 それらのハードウェアやソフトウェアが持つ文化的意味に触れることができるボクたちにとっては、 そのような意見は持ち得ない。 古いゲームをプレイしていると、そのゲームが現役だった頃の、 「かつてそこにいた自分」に出会うことがある。 そのゲームが置いてあった場所のビジュアルだけではない。 当時の「空気」までもが思い出されるのだ。 ボクの場合は小学生時代から最も慣れ親しんだマシンがMSXであったため、 このページの背景画像のような、ブルー地に白い文字で画面の周囲は水色、 という色合い(タイトルのCOLOR 15,4,7は、この色合いの設定を意味している。)や、 ドットの荒いキャラクター等を見ただけで、様々な心の扉が開く思いがする。 確かにそのとき、MSXに触れていた自分がいて、風景があって、 一緒に遊んでいた友達がいた。 そんな記憶を思い出させてくれるMSXエミュレータの公式版が今年になって発表されたこともあって、 今回のこのデザインを作った。




































































































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