"It's time for Monkey Circus!"


ナルミヤ風

最近勢いにのっている こども向けアパレルメーカーの ナルミヤをイメージして描きました。 ナルミヤには、ANGEL BLUEとか、 DAISY LOVERSとか、mezzo piano とか、いくつかのブランドがあって、 それぞれちょっとずつ違った テイストの商品を出していますが、 どれもカラフルで元気いっぱい。

ナルミヤのターゲットは主に 小中学生以下だから、ボクが見ても あまりいいと思えないかんじなんですが、 自分が好きな絵ばっかり描いてたら 芸術家になってしまいます。 ボクは芸術家的な精神は 自分の中に持っていたいけれど、 やっぱりデザインを通じて 世間の人々と交流を持ちたいと 思っているから、自分が好きなものと 大衆に受け入れられているものとの 間のどのあたりで作品を作れば いいのかってことを、いつも考えています。 ミニモニなんかのテイストも ナルミヤと似たものを感じますね。
過剰なカラフルさとモチーフの詰め込み。 いくらでもやりすぎということはなく、むしろ 『やりすぎぐらいがちょうどいい』という のがこのテイストの特徴だと思います。
こんな風にでたらめにいろんな色を使っても、 色と色の境界に白いふちどりを付けると、 お互いの色が干渉せずにおさまるというのが おもしろいところだと思います。

ボクは最初に関東地方に来た時は、 こどもたちが綺麗な色のスパッツとか 飾りの付いた洋服とかを着ていて、 おしゃれで驚いたものです。 こどもは両親の他に、4人のおじいちゃんおばあちゃんから 物を買ってもらえるから、全部で6つのサイフを持っている ということになるから、おしゃれができるんだそうです。

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青が普通よりもちょっと濃いのは韓国風を意識しているせいです。